本当の自分

4月に入り、セッションでは

同じようなお話が

立て続けにありました。

4月に昇進することができた。

今の職場はとても居心地が良く、

毎日気負いなく過ごせているけど、

正直、ワクワク感はなくなっている…。

新しいことにチャレンジして、

刺激的にしている友だちを見て、

内心、置いていかれてるなと感じている。

自分にも、昔からやってみたいと

思っていることがあって…。

でも…。

とか、

内定していた会社を

入社直前で辞退した。

できるかどうかわからないけど、

自分のやりたいことに

トライしてみたいと思っている、

とか、

仕事だからやっているんだ、

自分はこれは好きじゃないんだ、と

思いながら続けていた仕事だったけど、

本当は、自分の仕事が大好きだった。

できなくて悔し涙を流したり、

辛くて目を背けたくなっても、

それでもずっと続けてきたのは、

詰まるところ、

この仕事が好きだったからだと気づいた。

だからこれからは、

好きな仕事をしていると

自信を持って続けていくんだ。

とか。

一見、バラバラのように見えて、

共通していることは、

自分自身の本質。

言い換えると、本当の自分、でしょうか。

その人の使命

自分の本当の欲求に向き合うことは

実はとてもハードなことです。

今までの自分を覆したり、

ゼロから何かを始めることになったり、

大規模な変化を伴うことになるからです。

自分の本当を見ないほうが

ラクかもしれないし、

新しいことなんてしないほうが

傷付かずに済むかもしれません。

それでも、やってみたくなるのは、

きっと、その人に、

それをする使命があるからなんだと、

私は思います。

使命というのは、

その人に与えられた役割です。

自分の使命に気づくコツは、

ことばにすることです。

こういうことをしてみたいんだ、

本当は、これに興味があるんだ、

こんなことが大好きなんだ、

自分が、好きだな、楽しいな、

興味があるな、っていうことから、

使命は見つかっていきます。

ことばにすると、

自分が大切にしていることに

改めて気づくことができます。

自分自身で気づかなくても、

専門家が見たら

ちゃんとわかります。

その人の話の熱量、表情、声のトーン、

使命に近い話をするとき、

その人の姿はまったく変わります。

魔法にかかったように。

カウンセリングやコーチングは

そのためのツールの一つです。

もしよかったら、

自分の使命に逢ってみませんか？

自分の使命に逢えること、

それは、本当にしあわせなことです。