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ミチのムコウプロジェクト2

畦豆の定植作業

 

夏至を迎え、

太陽が一番高い位置にきて

お昼間が長く、

 

夜の時間が短くなる、

そんな

季節に入りました。

 

参加している農業体験

“ミチのムコウプロジェク”で

先日、枝豆の定植に行ってきました。

 

5月に田植えをしましたが、

その田んぼの畦に枝豆を植える、

という取り組みです。

 

田んぼの畦に植える枝豆のことを

畦豆(あぜまめ)、と呼ぶそうです。

 

枝豆が育つためには

たくさんの水が必要らしく、

田んぼの畦がとても適しているそうです。

 

加えて、人が行き来する

細く狭い畦道の

補強にもなるそうで

 

田んぼと合わせて育つには

とても良い植物なんだそうです。

 

そんな前情報だけでも

へぇ〜と

素直な驚きを感じてしまいました。

 

芽が育つ力を信じる

 

誰でも知っている通り、

枝豆は、もちろん

大豆の実から

芽が出てくるのですが、

(それくらいは私も知っていた)

 

元々の実が、

豆葉と呼ばれる

最初の葉っぱになって、

 

そこからさらに

本葉と呼ばれる成長する葉が

出てくるそうです。

 

本葉が出はじめると

根が広く張っていって、

 

そうすると

豆葉はもう不要になって

自然と落ちていくそうです。

 

豆葉には育つための栄養が

たくさん詰まっているので

植えてしばらくは

 

肥料など外からの栄養は

与えずに、

その芽の育つ力を信じて、

 

人はただ見守るだけ。

根が張らないうちに

肥料をたくさん与えると

 

弱い芽になって

その後の育ちが進まない、と

教えていただきました。

 

“人も同じですね”、と

素朴な感想をお伝えすると、

“本当にそうですね”と

 

笑いながら同意してくださいました。

 

植物も食べ物も、人間も。

自然の摂理に合わせると

うまく運んでいくんですよね。

 

深いなぁと思いました。

 

農業体験をしながら

心理や摂理の深い部分も

同時に学べている感じがしています。

丸谷香

丸谷 香(まるたにかおり)

精神保健福祉士/社会福祉士/公認心理師

メンタルコーチ。元大学病院のMSW。就労・児童および産業分野でソーシャルワーク、心理カウンセリングなどに従事。
現在は、経営者、個人事業主、専門職向けのコーチングのほか、障害福祉事業所の組織開発、対話型発達障害研修などを行う。

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