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ミチのムコウプロジェクト
初めての体験
前回のブログから
いつの間にか
2ヶ月も経って、
今日はもう5月最後の日です。
春といわれる季節が
もうすっかり
過ぎ去っていきましたね。
この春、私は
新しいことを
スタートさせました。
農業体験です。
食べものと心のつながりを
実感し始めて、
東洋医学や薬膳、
発酵食品のことを
学んでいくにつれ、
どんどんと、
“野菜づくり”に魅かれていきました。
ベランダ菜園程度のものは
以前からやっていましたが、
いつか、もう少し
しっかりとした農業体験が
できればいいなと思っていました。
ミチのムコウプロジェクト
ある日、S N Sで見つけた
とあるプロジェクト。
過疎化が進んだ集落で、
農の担い手が減り、
手をつけられなくなって
荒れ果てた田んぼや畑。
里山が廃れていく、ということは、
ただ、その地が荒れる、
ということだけではなく、
生態系のバランスが崩れ、
自然災害の被害が大きくなって
そこにある資源が
未来につながらなくなるということ。
美しい里山を守り、
次の世代につなげるために
今を育んでいく、
そういう目的で
里山再生プロジェクトが
開催されたそうです。
それが
ミチのムコウプロジェクト。
案内を見た途端、
わくわくがあふれだして、
すぐに申し込みをしました。
考えてみると
田舎育ちではあるものの
農業体験などはなく、
加えて、
力もないし、体力もない、
陽射しにめっぽう弱く、
口だけ達者…。
絵に描いたような
役立たず、な
私ではありますが、
歓迎してくださいました。
100人で育む名前はまだない日本酒
いくつかある
ミチのムコウプロジェクトの中で
私が参加したのは
“100人で育む名前がはまだない日本酒”
というものです。
使われていなかった田んぼを
耕す、
というところからはじめ、
水を張り、
手作業で田植えをし、
草を抜き、生き物を愛で、
夏を超え、秋を迎え、
収穫できた酒米で、
日本酒を作る、というものです。
5月の初めの日、
念願の
田植えに行ってきました。
とてもとても
楽しかったのですが、
翌日に押し寄せた
全身のなんともいえない
倦怠感と筋肉痛で
しばらく動けませんでした。
農家さんってすごいなぁと
食べるものを作ること、
それを続けていくことの
大変さも味わうことができました。
この1年、貴重な経験を通して
何を感じ、何を学ぶのだろう、と
自分自身に期待をしています。
また追々、お知らせしていきます。
- 丸谷 香(まるたにかおり)
精神保健福祉士/社会福祉士/公認心理師
メンタルコーチ。元大学病院のMSW。就労・児童および産業分野でソーシャルワーク、心理カウンセリングなどに従事。
現在は、経営者、個人事業主、専門職向けのコーチングのほか、障害福祉事業所の組織開発、対話型発達障害研修などを行う。
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