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決断疲れの克服法 〜脳を休める1〜
決断疲れは克服できるの?
先日書いた決断疲れのこと、
継続して相談があるので、
その克服法について、
私のチャレンジを書いてみました。
私自身も、思考が巡りやすいほうです。
特に独立してからは、
考えることを探すかのように、
ずっと頭の中が動き続けている感覚があります。
コロナ自粛で時間的な余裕ができた、
というのは、
考える時間が増えたということでもあります。
行動する時間が減ると、思考の巡りはより活発化します。
動いていないのに、なんだか疲れた、というのは、
脳が疲弊しているんですよね。
少し前から、思いがけず始めたことがあります。
それが脳の疲労に効果があることだったので、
今回はそのお話を。
ヨガをやってみようと思った
関西でコロナウィルスが深刻化する少し前、
2月の終わりに、
長く通っていたジムを退会しました。
以前やっていたヨガへの興味が
再燃したからです。
でも、持病の免疫疾患の影響で、
私は握力が弱く、
手をつくボーズがほとんどできません。
いくつかのヨガスタジオを周りましたが、
「8割がた手をつきますよ」とか、
「集団でするから、一人一人まで見れませんし…」など、
はっきりとした拒否ではありませんでしたが、
結構な塩対応をされました。
ヨガは無理なくできる運動と、
よく言われていますが、
手を使えない私にとっては、
結構ハードルの高いものなんです。
やっぱり無理なのかなぁと思い、
半ばあきらめつつ探していると、
自宅のすぐ近くに、
オープンしたばかりのヨガスタジオを見つけました。
HPから申し込み、見学に行きました。
窓口で対応してくださったオーナーさんも、
講師の先生も、とても丁寧で、
事情を説明したところ、
できることを、できるようにやればいいんです、と、
快く、受け入れてくださいました。
ヨガ教室での出会い
最初のクラスの先生は、インドの方でした。
ヨガはもともと、エクササイズではなく
ヨギ、というインド古来のものだったそうです。
それが、アメリカに取り入れられたときに、
エクササイズ要素を含めた
ヨガというかたちに変わったそうです。
だから、ポーズにこだわることはない、
手がつけなくても、
足が伸ばせなくても、
本質的に問題はない、と教えてもらいました。
いつも、クラスの帰りがけには、
オーナーさんが庭で摘んできたという、
かわいいミニブーケをいただきました。
なんだかアットホームな
その雰囲気が心地よくて、
3月の最後の週から、
いそいそと楽しんで通い始めていました。
あっという間のお別れ
そうこうしているうちに、
コロナウィルス感染が深刻化してきました。
他の多くのお店と同じように、
そのヨガ教室も期間未定の休止に入りました。
そして5月、終わりが見えない自粛に、
継続が難しくなったということで、
そのヨガ教室は閉店することになりました。
そもそも2店舗目としてオープンした
ところだったようで、
今後は本店のみで行われることになりました。
自宅からは少し離れるので、
私のヨガ教室通いはそこで終了になりました。
ところが、最初に出会った
インド人の先生のご自宅がわりと近く、
自粛が緩んできたときに、
再び会ってお茶をすることになりました。
いつものことですが、
思いの外、長くなってしまったので、
今日はここまで。
その後のお話は次回にさせていただきますね。
- 丸谷 香(まるたにかおり)
精神保健福祉士/社会福祉士/公認心理師
メンタルコーチ。元大学病院のMSW。就労・児童および産業分野でソーシャルワーク、心理カウンセリングなどに従事。
現在は、経営者、個人事業主、専門職向けのコーチングのほか、障害福祉事業所の組織開発、対話型発達障害研修などを行う。
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